【NAMM2013レポート】Friday~2日目
ゴメンナサイ!3日も休んじまった!
ありがたいもんですよ、マーブロをアップしないと「身体を悪くしたのか?」と心配して連絡してくれる友人がいるんですよ。うれしいものです。時差ボケなんて言っていられませんが、何しろNAMMから帰って来て片づけなければならない急ぎのお仕事がたくさんあって…。もちろん毎日更新したかったのですが、どうにも時間がありませんでした。
しかも!NAMMが日曜日に終了して、日本へ帰る日、チョイとおもしろいことが起こってしまったのよ。これで半日損をしちゃった!
というのは、帰りの飛行機は「0:10」にLAを経つANA便。早く納豆食べたいし、余裕をもって早めに朝の9時ごろロサンゼルス空港に着いてみる。さすがに旅慣れているな…オレ。
パスポートとeチケットのバウチャーを差し出してチェックインする。すると、カウンターの女性がeチケットのデータをチェックして驚いていらっしゃる。「なんだろう、もしかしてダブル・ブッキングのミスをしてビジネスに無料でグレード・アップしてくれるのかしらん?ヒヒヒ…。
するとその女性が…「お、お客さま…大変申し訳ございませんが…」
「(来た来た来た!)」
「申し訳ありませんが、お客様の12時の便はお昼ではなくて夜中の12時でいらっしゃいます…」
「ゲ!これから15時間近く待つワケですか?」
これがロンドンなら荷物を預けて、すぐにピカデリー線でウエス・トエンドへ戻ってもう半日ロンドン・タウンを楽しむところなのだが、LAじゃな~。しかたない、空港でマーブロでも書くか…なんて半ばあきらめていると…
「イエ、お客様の便は今日の「零時」の便です。つまり、もう昨日の夜中に出てしまっています…」
「ゲゲゲ????」
これにはマイッタ。ま、確かにチケット・インフォーメーションには「21日の0:10」とある。オイオイ、こんな便あったのかよ~!そりゃ確かに21日の便だけどさ~。今までだってずっとそうだったし、スッカリ昼の12時かと思っていましたよ。そういえば行き先が羽田になってたからな~…というかこの時はじめて羽田着ということも知ったのですよ。
昨日の夜中の12時っていったらマーシャルの連中とワイワイ打ち上げしてましたよ~。で、結局、昼の12時の便に空席がひとつ残っていたのでそこに乗せていただきました。残りモノなので4人掛けの真ん中。でも。777というのは真ん中も2席ずつ分かれているのでそう問題ない。
問題はトイレだよね~。通路側のオジちゃん全然トイレに行かないもんだからマイッタ!みなさんも気をつけてください!
さて、NAMM。2日目の金曜日となり人も増えてきたよ~。
これが土日になると爆発的に混雑するんだよね~。
あちこちでテレビの取材が行われている。ナタールを説明するのは担当のひとり、ジェイソン。緊張してら!
さて、我らがケリーさん。今日もFUJIGENさんのブースで大暴れ!
昨日、1回だけ登板して感じをつかんだのか、スイスイとデモを進める。
今日はダブル・ヘッダー。土日になるともう騒音でどうにもならないから今のうちにジャンジャン弾いてもらいたい!
文字通り、スゴイものを見て「アゴが落っこちるほどビックリする」時に使う言葉。
ケリーさんのプレイは、そこにいた世界から集まった人々の頭の中にその言葉を思い浮かばせたにちがいない。あ、もちろん英語圏に人だけね。
終演後、毎回多くの人から悪者や質問を浴びせられるケリーさんなのであった。ケリーさんも楽しそうだ!
Kelly SIMONZの詳しい情報はコチラ⇒Kelly SIMONZ Official Website
さて、地下へ行ってる。地下はこれからブレイクしようという新進のメーカーや小さいながら良品を作り続ける老舗ブランド、「オイオイ、これは売れないでしょうよ!」と思わざるを得ないエグイアイデア商品まで、種々雑多なブースが並んでいて、ある意味一番見応えがあったりする。ここに多くの友達がいるので何回か訪れている内に気が付いたのがコレ。
ちょっとした楽器の博物館になっている。個人のコレクションのようだ。
これはアドルフ・サックスのサキソフォン。サキソフォンはベルギーのこの人が発明したのでサクソフォンなのよ。私が発明していたらシゲソフォンだ。音汚そ~!
何だか知らんがフェイセズ(フェイシズ?→この表記問題はいつか論じたいと思っています)関連アイテムのコレクションがあって、1975年のツアー・パンフとスーツケース。
それにスタッフ・ジャンパー。これ、持ち主がフェイセズのスタッフだったのかな?
帰り道。会場前のステージでは盛んにライブ演奏が行われていた。何だか知らんが、「Stay With Me」を演ってたよ。偶然かな?いい曲だよね、コレ。こないだポール(ギルバート)もアンコールで演ってた。
2日目終了!寒!
(一部敬称略 2013年1月25日ロサンゼルス、アナハイムNAMMショウにて撮影)